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平成24年問題27選択肢1 民法25 胎児

平成24年問題27選択肢1 民法25 胎児

 

*こちらは「Toaru塾」で実施されている一問一答の解説部分です。興味があるひとはTwitterからDM下さい。

 

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*問題

権利能力、制限行為能力および意思能力に関する次の記述のうち、民法および判例に照らし、妥当なものはどれか。
 
胎児に対する不法行為に基づく当該胎児の損害賠償請求権については、胎児は既に生まれたものとみなされるので、胎児の母は、胎児の出生前に胎児を代理して不法行為の加害者に対し損害賠償請求をすることができる。
 

*解説

 

 1.胎児の権利能力

 

(1)条文

 

まず、胎児の権利能力について理解しましょう。

この条文を見て欲しい。

 

‐‐‐‐

 

第721条【損害賠償請求権に関する胎児の権利能力】

胎児は、損害賠償の請求権については、既に生まれたものとみなす。

 

‐‐‐‐‐

 

このように、胎児は損害賠償請求権については、

すでに生まれたものとみなします。

( なお、相続と遺贈も同様に生まれたものとみなされる(民法886条、965条) 

 

(2)停止条件vs解除条件

 

ここで、先ほどの条文をどういう風に理解するのかで

2つの考え方が対立しています。

 

停止条件 

➡生きて生まれれば不法行為のときにさかのぼって権利能力を取得する

解除条件

死産という解除条件が発生すると権利能力がさかのぼって消滅する

 

判例は①をとっています。

 

したがって、この問題は「妥当でない」となります。

 

後ほど、コンサル生には「停止条件解除条件」の区別の動画をお配りします

 

*答え

  

妥当でない

 

 

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